労働保険事務組合

聞きなれない言葉だと思います。労働保険事務組合。これは労働保険(労災保険・雇用保険)の保険料を会社に代わり納める組合です。
通常、年に一度賃金から控除した「雇用保険料」会社全額負担の「労災保険料」を税金の確定申告のようにおさめます。
その申告と納付業務を会社に代わって行う組合です。もちろん1つ1つの会社の納付額を計算して請求させていただきます。
それぞれが納めるべき保険料を合算して組合から納めます。

メリットは2つ。1つは個人事業ではできない分割納付ができます。

7月に20~30万円のまとまった保険料を納めるのは負担となる若い会社さんは「労働保険事務組合」を通して納付することで年3回で分割納付できます。
もう一つは「社長さん」が労災に加入することができます。

原則「労働者」でなければ加入できない「労災保険」ですが労働者性のあるお仕事をする社長さんもいらっしゃります。
そんな社長様は労働保険事務組合をご利用いただき保険料を納付することで労災保険への加入が可能となります。