就業規則

就業規則の意味

就業規則の意味

「何をしてはいけないか」を知らなければ社員の成長はあり得ません

「お客様のためを思い行動した結果がこのようなことになりました」顧客のクレームがあまりにも多い社員に事情を社員に聞いたところそう言い放たれたそうです。

その時、社長が愕然としたそうです。「私は何を教えてきたのだろう。いや、そんなことは教える必要もなく「理解」してくれているものと思っていた。」そんな後悔があったそうです。

お客様の為になる仕事の考え方なんてバラバラです。
共有化されておらず、また会社の基準もなく、更にはその判断は経営者によるものである事がはっきりしておかなければ、誰でも悪意なく会社に害をなします。

就業規則の究極の目的は「何をしてはいけないか」がはっきりと文章になっているという事。してはいけない事をそぎ落とした先に「やらなければならない事」「やれば褒められるもの」が見えてきます。そして望む方向への社員お成長と会社の発展があります。

みなさんの会社の就業規則はその土台です。そして社員の成長ためにあるのです。もちろん社長と社員の間にある「権利と義務」も文章で確認できます。それで仕事に専念できる環境が整います。

「うちの社長の機嫌がいいときに申し出ないと・・・」というわけのわからない就業ルールの中でいい仕事ができるか甚だ疑問です。

何事も社員の成長に目を向けていただきたい。「してはいけない事」がはっきりわかることがどれだけ判断をシンプルにスピーディにするかはお分かり頂けるとお思います。
強い会社にははっきりしたルールが存在するのです。就業規則、御社独自のルールを作って会社の成長加速させてみませんか。